台湾に慰霊の真心を尽して

日本再発見・本篇第36弾 全6回 平成20年3月9日~4月13日放送

番組の趣旨

わが国・日本と台湾は、共通項が沢山あります。①島国であること、②敗戦国であること、③戦後長期に亘って異民族支配(占領)されたこと、④憲法を押付けられたこと、⑤敗戦利得者たる反国家分子の定着を許してしまったこと。

台湾の李登輝前総統の卓越していることは、50年間の日本統治時代にしっかりと形づくられた台湾深部の親日度・愛日度にスポットをあて発言の機会を与え、市民権を与えたことだと思います。つまり、大いに露出させたことです。これで台湾の中の「ニッポン」は再び躍動を開始するに至ったわけです。

李登輝氏の優れているもののひとつに、次の点もあると思います。大東亜戦争の戦死者(日本側)の名誉回復に全力を傾注して下さったことです。逆に本国・日本では、多くの為政者が帝国陸海軍の戦死者に対してまるではれものにさわるような冷たい態度をとっています。しかし、この李登輝氏も日本統治の中で育った人格であるゆえ、私たちは台湾に行くことでかつてのわが国に出会うことができると思っています。

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