亀山上皇のご祈祷と湯地丈雄
第4回 7月22日放送
亀山上皇のご祈祷と湯地丈雄
出演者
香月洋一/
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[日曜討論の皆様へ]
[いつも聴いている人より]
湯地丈雄の生涯についてこの番組ほど詳細に顕彰・展開して下さったものはないと思います。福博が誇る偉人であるにもかかわらず明石元二郎と同様、果たして142万市民のうち何人が知っているでしょうか。明治15年1月4日にかんぱつされた軍人勅諭に「信義」という項目がありますが「信とは己(おのれ)が言(こと)を践(ふ)み行い、義とは己(おのれ)が分(ぶん)を尽くすを曰(い)うなり」とされています。まさに湯地さんは「信義の人」そのものだったのではないでしょうか。
加えて感動的なのは多くの市民・県民・国民が彼の主張に耳を傾ける常識をもっていたことです。恐らく当時の福博の町は人口が4万人余り、5万人弱だったと聞きますが、現在の30分の1程度です。今ほど広域にまたがってもいなかったでしょうが、それにしても健全な「共同社会」が脈々と息づいていたのだと思います。
この番組が「利益社会」一辺倒の現代の風潮に鋭く切り込み「共同社会」を再建して行く働きをされていることに敬意を表します。
No.11