日本の大学生が台湾を訪れる~日台共鳴学生使節団について
第5回 11月4日放送
日本の大学生が台湾を訪れる~日台共鳴学生使節団について
出演者
香月洋一/
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[日曜討論の出演者の皆様]
[いつも聞いている人より]
平成15年10月から足掛け5年にも亘り、社会派番組を継続してこられたことに敬意を表します。コメンテーターの香月様におかれましては病院経営のかたわら、若い人を育てるために日曜番組へのご出演本当にお疲れ様です。
さて、台湾への学生共鳴使節団の派遣、大いに賛成で今後が期待できそうです。わが国・日本と台湾は共通項が沢山あります。①島国であること、②敗戦国であること、③戦後長期に亘って異民族支配(占領)されたこと、④憲法を押付けられたこと、⑤敗戦利得者たる反国家分子の定着を許してしまったこと。
すなわち、こう考えると日本と台湾だけでなく、沖縄もそうではないでしょうか。沖縄の話はさておき、台湾の李登輝前総統の卓越していることは、50年間の日本統治時代にしっかりと形づくられた台湾深部の親日度・愛日度にスポットをあて発言の機会を与え、市民権を与えたことだと思います。つまり、大いに露出させたことです。これで台湾の中の「ニッポン」は再び躍動を開始するに至ったわけです。ですから、私たちの役目は朝鮮半島に、そして満州に沖縄に北方四島に樺太に、第二・第三・第四・第五・第六の李登輝氏を発掘し、育てていくことではないかと思います。
戦前のわが国はそれをやりとげました。そして、その甲斐あって東亜を欧米白色人種の鉄鎖のくびきから解放しました。
私たち平成の時代に生きる者の使命はそういう意味ではとてつもなく大きいものであると思います。李登輝氏の優れているもののひとつに次の点もあると思います。大東亜戦争の戦死者(日本側)の名誉回復に全力を傾注して下さったことです。本国・日本では逆に、旧軍の戦死者にははれものにさわるような形で多くの為政者は冷たいものです。しかし、この李登輝氏もかつての日本統治の中で育った人格であるゆえ、私たちは台湾に行くことでかつてのわが国に出会うことができると思っています。
香月様、共鳴使節団の皆様ありがとうございました。
No.24