皇室の祈りと沖縄
第4回 11月2日放送
皇室の祈りと沖縄
出演者
小菅亥三郎/平田無為・
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[さくらより]
わたし達国民の為に沢山の御命や思いをさしだして戦って下さった方々兵隊さん、そして沖縄の方々の強い愛国心によって共に戦って下さった結果、こんにちの日本があることを思いしらされました。さらに天皇様の深い日本国民への思いも心に響きました。ありがとうございました。
これからもこの放送が日本を守る柱となっていかれますことを願っています。
No.90
[日曜討論番組の皆様へ]
[いちリスナーより]
おはようございます。朝早くから、色々と体験された事や、伝えていかねばならないことを、切々と電波にのせて語る若者に未来の日本を感じ、力強く思います。
沖縄の疎開船が187隻もあったことなど…はじめて聞くことも多く、しみじみと今のこの日本が存在することの重みをかみしめております。将来、先生となられ子供たちに正しく伝えて下さる若者達にエールを送ります。
No.91
[宇美ゆかばより]
こんにちは。毎週、素晴らしい放送をありがとうございます。
今日のテーマは「沖縄」ですが、サイパンご巡幸時の心に残る話がありますので、ご紹介します。
平成17年6月、天皇皇后陛下がサイパンをご巡幸されました。その際、両陛下は日本軍が「バンザイ突撃」を敢行した海岸に足を運ばれました。ここは昭和19年7月、日本軍が米兵に対して最後の組織的先頭を試みた海岸だということです。両陛下はその海岸の砂浜で大地清一さんという、当時陸軍伍長として突撃作戦に参加した方の話しをお聞きになりました。大地さんは車椅子を降りて両陛下の前で砂浜に腹ばいになり、米軍の艦砲射撃を回避するためにうつ伏せになり、へばりついていた戦闘の様子を説明しました。大地さんによれば、両陛下は「実際に体験した人から話しを聞くことは非常に嬉しい」とおっしゃったそうです。このとき、両陛下に随行していた方の話で忘れられないエピソードがあります。
大地さんが「あの時の焼けつくような砂の熱さが忘れられません」と当時の事を振り返ると、皇后陛下は砂浜にお座りになり、その熱さを確かめるように砂を手にされ、その両手で小さな「砂山」をお造りになっていらしたそうです。その御様子をうかがっていた、随行した方方の多くが、胸に熱いものがこみ上げてくるのをこらえきれずに涙を流したということでした。天皇皇后両陛下のサイパン御巡幸で、灼熱地獄の中で散った英霊と幾多の日本人の魂が、どれほど慰めれたことであろうかと思いました。
No.92