江戸の産業とくらし
第5回 12月10日放送
江戸の産業とくらし
出演者
木下修/柴崎一郎・奈田明憲/中実柚菜/なし
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[日曜討論番組、ご出演者の皆様、スタッフの皆様]
[カルロスより]
おはようございます。日曜日の早朝から大変お疲れ様でございます。
さて今週は『江戸の産業とくらし』というテーマですね。260年余りも永きにわたり平和な時代が続いた江戸ですが、その訳が今回のシリーズを聞いて参ります度に、少しずつですが分かってまいりました。つまりは、人口の圧倒的大半を占める農民が大切にされていた事、西洋の様に1部の権力によって、強制では無く、民意が活動の根底にあり、和の精神で生産運用を共有し、国家の最も重要な政策の一つである財政を支えていたという事。信頼されていた徳川幕府のあるがままを感じます。その裏付けに貨幣や為替制度の信用があったのでしょう。
そして抜群に治安が良く、まさしく和の国であった。学生時代に学校で習った江戸時代とは真逆の事実ですね。改めて道徳教育に支えられた、江戸民度の高さを感じます。現在の日本人が260年の江戸時代を知らされていない事は本当に不幸な事だと悲しくなります。これからも日本の為に真実の発信を宜しくお願いします。応援しています。
No.527
[日曜討論出演者の皆様へ]
[いつも視ている人より]
年末のご多忙中にもかかわりませず、本日もわが国・日本の長所発見・発掘のために番組に出演し、正論を発信して下さりありがとうございます。
さて、私たちが会社勤めをする時、年に2回ずつ転職したとしたら40年間で80回転職する計算となります。これだと本人も仕事のスキルを上げることも出来ないし、企業も年中新人教育でとても社業発展とまでいきません。文化熟成の根本は従事する人の継続です。「継続は最大の力」と言われる所以です。
わが国の民力の根本条件のひとつに終身雇用制がありますが、この制度が一顧だにされないことに危惧の念を覚えます。
いわば、天皇陛下は万世一系ですが、政権担当者がコロコロ変わったのではひとつの文明はとても誕生すらしなかったでしょう。そういう意味では人類史上特筆すべき長期政権に属する徳川政権は「パクストクガワーナ」と命名してもいい時代だと思います。
現在の日本を日本ならしめているエキスの殆どは信長・秀吉・家康が追い求めた国家観、国家像の中にこそ、その淵源があると思います。
この番組の先見性、先駆性に改めて敬意を表します。
No.528