家庭における婦人の立場
第2回 7月1日放送
家庭における婦人の立場
出演者
廣瀬知晴/田口俊哉・
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[日曜討論の皆様へ]
[いつも聞いている人より]
おはようございます。本日も公けのために手弁当で出演して公論を発して下さりありがとうございます。「婦人の復権」というシリーズ名ですがこの「婦人」という言葉に権威と品格を感じるのは私たちだけではないと思います。「女性警官」よりも「婦人警官」が、「看護師」よりも「看護婦」が、「女性自衛官」よりも「婦人自衛官」の方がはるかに信頼感があると思います。「保健婦」や「看護婦」などはそもそもの仕事自体が女性に適しているのではないでしょうか。また頭に「婦人」をつける職業は本来男性の仕事と言って良いでしょう。つまり日本語の使い方が適切で、理にかなっていたのです。そしてその場合、「性別」を強調するより「職業」を強調したのです。そうすると当然「女」よりも「婦」の方が分かりやすかったのです。
言語の世界におけるこの整然とした秩序をミレニアム単位で破壊したのが「男女共同」の美名のもとに暗躍したフェミニストや女権主義者たちでした。彼らの本音は「女男共同」と言いたかったのだと思います。このタブーに果敢に挑戦している番組はスタジオ日本以外にはないと思います。
さて子供の人権ですが、こういう話があります。インド独立の父と尊敬されたマハトマ・ガンジーですが連合国の組合がニューヨークに設立された時、子供の人権をうたった「児童憲章」への署名を依頼されました。彼は条文を詳細に検討した結果、署名を断りました。理由はその条文の中にある言葉は「権利」ばかりで「義務」と言う文字が1つもなかったからです。彼は「私は母から育てられたが、母は権利よりも義務を教えてくれた。もし私が母から育てられなかったら、あるいは違った育てられ方をしていたら、私の今日はなかったと思います」と言っています。
一家の主権は夫にあり、父にあります。だからこそ「ご主人」と言います。男がまずはしっかりしなければならない理由です。昔の女性が偉かったのは、このような男を人生をかけて育てていったことです。自分を守ってくれる人をしっかり育て、そのおかげである平和的空間で幸せを謳歌できたのです。
番組の歴史的使命はますます重くなっています。国民こぞって応援してくれる日はもう間近です。
No.550