日台・魂の絆、第14次慰霊訪問の旅を終えて

年末年始篇 第12弾 平成24年12月23日放送

番組の趣旨

平成11年に始まった「日華(台)親善友好慰霊訪問団」は今年で14年目を迎えました。「英霊顕彰なくして誠の家族(兄弟)交流なく、その絆と広がりなくして日台両国の国交回復なし」をモットーに、今年まで14回に亙って親善友好慰霊訪問が行われました。その間、訪問団の参加者は延べ422人を数え、また訪問団と縁故のできた現地台湾の方々は700人を超えました。先の大戦で日本人として亡くなられた3万3千余柱の方々に感謝と追悼の誠を捧げることが、台湾の方々との心からの信頼関係を築き、魂の交流に繋がっています。

今回は台南市政府表敬訪問、復元または保存されている日本時代の奉安殿、武徳殿の見学、塩水國民小学の訪問と校長先生による「仰げば尊し」のフルート演奏、中華民國外交部での「海ゆかば」の独唱と外交部の皆様も含めての全員黙祷、富安宮参拝等々盛り沢山のスケジュールが新たに加えられました。そして10月に結婚し、台湾支部の事務局長として基隆に赴任した黄楷棻は全行程を同伴しました。復路での一部新幹線活用も含めて4泊5日の旅は確実に充実度を増してきました。

今回の放送では今年11月に行われた、第14次訪問団の38名の参加者を代表して、4名の皆様にご登場いただき旅の感想等を大いに語っていただきました。スライドや写真もご覧いただきながら、日本と台湾の関係を考えて参りたいと思います。番組をご覧の皆様も討論にご参加下さい。

台湾でご覧いただいている皆様もメールやファックスでご意見やご感想をお寄せ下さい。お待ちしています。

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