この人に聞く~九州大学大学院教授 施光恒氏

日本再発見・周年篇 第22弾 令和2年4月26日放送

番組の趣旨

新型コロナウィルスが猛威を振るっています。政府は先日、緊急事態宣言の対象地域を日本全国に拡大しました。

コロナ禍は、長引く恐れがあります。約100年前に世界中で流行した「スペイン風邪」は収束まで、約2年間かかりました。今回の新型コロナウィルスも、それぐらいかかるかもしれません。

新型コロナウィルスの流行は、私たちの日常生活に大きな影響を及ぼしました。それにとどまらず、これまでの世界のあり方を根底から変えてしまう可能性もあります。

例えば、1980年代から続いていた経済のグローバル化の流れが、大規模な修正を迫れるのは明らかです。わが国・日本も、1990年代後半からグローバル化の流れに追従し、国のあり方をさまざまに改造していきました。この流れは、間違いなく見直されることになります。

今回の「スタジオ日本 日曜討論」では、九州大学大学院教授の施光恒(せ・てるひさ)先生を中心に、新型コロナウィルスが及ぼす世界や日本の政治・経済・社会に対する影響について様々な角度から検討していきます。そして、我が国が現在の苦境を乗り切り、また、よい方向に進んでいくためには何をなすべきか考えてみたいと思います。

具体的には、「日本政府の初期対応は正しかったのか」「コロナへの日本的な対処法とはどのようなものであるべきか」「グローバル化の終焉と国家への回帰」「コロナ以後の日本の国づくり」などのテーマについて存分に語り合いたいと思います。

尚、今回の放送は、福岡市で毎回開催されている勉強会「学ぶカフェ」の5周年を記念したものでもあります。そこで「学ぶカフェ」でよく講師を務められている施光恒先生と、「学ぶカフェ」の皆さんを中心にお送りします。

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