ひとづくり問題/日本人を掘り起こす~『日本人講座』

特別篇 第25弾 平成27年5月3日放送

番組の趣旨

 戦後のわが国のマスコミの多くは「戦後秩序の遵法者」として、日本と日本人の悪い面のみを探し求め、反日的、自虐的視座に基づく報道に終始しています。それは大東亜戦争終戦後の占領軍によるウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの忠実な下僕の姿であり、その策動の目的は先祖から受け継いだわが国、日本の国体や縦の糸の分断工作に他なりません。

 「日本人講座」の主眼は、私たち日本人が見失った「日本」を再発掘することであり、今を生きる日本人の務めとして、過去の日本人を甦らせ、その甦った日本人を通して様々な事象を見る視座を獲得し、現在の日本のあり方を問い直して行くことです。

 私たちが「日本人講座」を開講した理由は、私たち自身が日本人を知らないことに起因します。日本人とはとの問いかけに誰も答えられません。本来、日本人の培ってきた智恵は人類が続く限り生起するあらゆる問題に解答を出せる宝のようなものですが、残念ながらそれが封印されています。日本人の掘り起こしが不可欠な所以です。

 加えてわが国の現在の言語空間には日本人のDNAを露出する場所がありません。「日本人講座」はその機会を創造していく場です。講座に参加して下さる人が、インターネット放送に出演し、言論戦という形で行動を起こして下さることを期待しているのが日本人講座です。

 今もなお戦前の大いなる遺産によってわが国、日本はその名を世界に有らしめているにもかかわらず、あるいは世界が日本に抱く評価が戦前によって決まっていながらも、私たちは明治以来の日本を堂々と語ろうとしません。大東亜戦争終戦70年を迎えるにあたり、私たち日本人はその足元を今まで以上に確かなものにしていく必要があります。

 今回は、『日本人講座』について会員の皆様に登場していただき、講座の概略、基本書等をフリップや唱和の音源を交えながら紹介し”日本人の掘り起こし”について考えて参りたいと思います。番組をご覧の皆様も是非討論にご参加下さい。メールやファックスでのご意見やご感想も大歓迎いたします。お待ちしています。

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