まちづくり問題/朝鮮人強制連行を喧伝する国際交流広場と無窮花堂諸問題

特別篇 第29弾 平成28年10月23日放送

番組の趣旨

飯塚市の北西部、宮若市と隣接する笠置山の麓に飯塚市が管理する「飯塚霊園」があります。その霊園は広大な規模にも関わらず静かな佇まいを見せています。しかし、ここ飯塚霊園では毎年秋になると、その一角で静寂を破る催しが行われます。霊園内左奥に設けられている「国際交流広場」に近隣の市町村の首長らが招かれ、朝鮮人強制連行犠牲者慰霊祭が行われるのです。「国際交流広場」内に設けられた「無窮花堂」の前で、朝鮮の民族衣装をまとった女性が舞を奉納し、無念の内に筑豊の炭鉱などで犠牲になった同胞の霊を慰めるというものです。

その「国際交流広場及」び「無窮花堂」とは、戦前、戦中朝鮮半島から「強制連行」され、筑豊の炭鉱で過酷な労働を強いられ、事故や病気で死亡し放置されたままの遺骨を集め供養し、二度と同じ過ちを繰り返さない為のものというのです。

これらの施設は飯塚市在住の在日韓国人ペ・レソン(故人)が主導し、飯塚市及びその周辺の自治体・企業等から資金を集め、平成12年に完成したものです。その概容は霊園左奥に縦21m、横15mの平地を飯塚市に造成させ、中央に「無窮花堂」を建て、その前に二基の狛犬、在日筑豊コリア強制連行犠牲者碑文を設置するものです。平成14年には韓国の主張する歴史を披歴する歴史回廊が併設され、「無窮花の会」の管理となりました。現在は「NPO法人無窮花の会」の管理となっています。

この施設が主張するものは朝鮮人を純朴で哀れな犠牲者、日本人を強欲で無慈悲な権力者というものです。これらに対し、戦前、戦中の筑豊及び炭鉱に実体験を持つ飯塚市在住、「住みよい筑豊の会」代表佐谷正幸氏をはじめ、多くの地域住民が「無窮花の会」(現 NPO法人無窮花の会)の主張に疑問を呈していました。

筑豊地域の住民により結成された「国際交流広場の正常化を求める会」が、飯塚市長、市議会に陳情書を提出するとともに、数度に亘り飯塚市に「国際交流広場」に関する情報を求めたところ、施設そのもの及び内容について多くの問題点が明らかになってきました。

陳情書を受けて、飯塚市議会に於いても藤浦誠一市議が数度に亘って「国際交流広場」の問題点を指摘し市側の見解と今後の対処に付いて意見を求めました。飯塚市も「NPO法人無窮花の会」へ碑文等の訂正を求めていますが、回答らしいものは今日に至るまで届いていません。

そこから見えてくるものは、当時の飯塚市の担当部所と「無窮花の会」とのなれ合いで行政が動かされていたことです。

炭鉱の事故などで殉職した人たちを慰霊する施設で有ればだれも異論を挟まないでしょう。しかし、これらの施設の実態はその理想とは大きくかけ離れた、一方的に日本の名誉を貶め、日本人に贖罪意識を植え付けようとするものです。

今回の飯塚市の情報公開により従軍慰安婦問題と同様、朝鮮人強制連行もそれを喧伝している側に多くの問題が存在している事が明らかになってきました。

今回は放送をご覧の方へ、我々が指摘している問題がどの様なものかお伝えします。

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