軍人墓地の管理は国の責任である
日本再発見・周年篇 第4弾 平成21年8月23日放送
番組の趣旨
昨年12月6日、福岡市中央区谷公園内にある陸軍墓地において、平成17年3月20日の福岡県西方沖地震で被災した墓石や石碑の修復工事完了の墓前祭りが、陸軍墓地石碑修復改良委員会により執り行われました。平成18年から3年余りに亙る修復工事完了のなかで、我が国の戦没者追悼行政のさまざまな問題点が明らかになりました。首相の靖國神社公式参拝について国論が二分したり、外国からの内政干渉を許している現状だとはいえ、みずからの郷土の戦没者を追悼するという素朴な心情を、行政が失いつつある事実が改めて浮き彫りになりました。その背景には、戦後アメリカ占領軍による日本弱体化政策の戦後教育や、負の施策が重くのしかかっていることが、最近の国会で明らかになってきました。我が国の戦没者追悼行政について、その現状と問題点を議論します。
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