15年かけて築いた日台の絆~かけがえのない家族交流・兄弟交流
日本再発見・本篇第85弾 全6回 平成26年2月23日~3月30日放送
番組の趣旨
日華・日台親善友好慰霊訪問団は、昨年11月に実施した第15次となる台湾への「親善友好慰霊訪問の旅」の帰朝報告会・新年会を1月25日、福岡市中央区天神の平和樓本店で開催しました。帰朝報告会・新年会には戎義俊・台北駐福岡經濟文化辦事處處長をはじめ、松尾嘉三・福岡県議会議員、福岡市議会議員の藤本顕憲、津田信太郎両氏、竹下尚志・春日市議会議員らの来賓をはじめ、慰霊訪問団役員、旅の参加者、九栄会会員、台湾からの留学生ら約70人が参集、訪問団員の無事帰国をお祝いするとともに、日台の親善友好をさらに深めました。
今回の慰霊訪問の旅は、昨年11月22日(金)から26日(火)まで4泊5日のAコースと同24日(日)から26日(火)まで2泊3日のBコースが組まれ、会社経営者や会社員、主婦ら全国から33人が参加しました。今回は訪問団結成15周年を記念して初日に中華民國の戦没者を祀る台北の忠烈祠を参拝、哀悼の意を表しました。なお、報告会では戎處長が「台湾の日本精神から考えたこと」をテーマに卓話を行いました。
慰霊訪問団は、九州不動産専門学院グループの同窓会・九栄会の会員を主力に一般市民の有志らで構成するもので、先の大戦で亡くなった台湾人元日本兵軍人軍属3万3千余柱の慰霊と、台湾の人たちとの親善・友好を、民間団体としては異例の15年に亘って積み重ねてきています。
毎年、台中の宝覚寺で行われる慰霊祭に出席するほか、台日文化經濟協會などの友好団体との交歓会や現地の人たちとの交流を行っています。「海の彼方のニッポン」を訪ねる旅に賛同者の輪が全国的な拡がりを見せています。
「英霊顕彰なくして誠(まこと)の家族交流・兄弟交流なく、その絆と広がりなくして日台両国の国交回復なし」をモットーに、平成11年から同25年までの15年間で22回訪台し親善友好慰霊訪問活動が行われましたが、その間、訪問団の参加者は延べ461人を数え、訪問団とご縁の出来た現地台湾の皆様は700人を超えました。
今回のシリーズでは、第15次訪問団・33名の参加者や支援者の皆様に交代でご登場いただき旅の感想等を語っていただきます。スライドや写真もご覧いただきながら、今までとこれからの日本と台湾の関係を考えて参りたいと思います。番組をご覧の皆様も討論にご参加下さい。
台湾でご覧いただいている皆様もメールやファックスでご意見やご感想をお寄せ下さい。お待ちしています。
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