安倍首相は毎年靖國参拝をすべし

日本再発見・本篇第86弾 全6回 平成26年4月6日~5月11日放送

番組の趣旨

 安倍首相は昨年12月26日靖國神社を参拝しました。日本の首相として当然のことをしたに過ぎません。首相の靖國参拝の本質はこのことを措いて外にありません。英霊顕彰は国家と国家指導者の最低限の責務です。

 国家の命令で国家のために斃れた国民を誉め称え感謝し追悼せずして、どうして国民は自らの命をかけて国を護るのでしようか。命をかけて国を護る国民のいない国家は衰亡するのは必定です。国家には国民が命をかけて護らねばならない時があります。

 死は時に不条理です。戦死あるいは殉職は避けることは出来ません。そして本人はもちろん残された遺族にとって唯一の慰めは顕彰と感謝と追悼しかありません。英霊顕彰は国家にとって自明のことです。

 この自明なことがそうではなくなったのは当時の首相中曾根康弘氏が中国の指導者の保身を慮って靖國参拝を中止したことが中国に外交カードとして使えると突け込まれてからです。国家の責務たる英霊顕彰をあろうことか外国の権力闘争の道具に献上するという愚かなことをしでかしたのです。中曾根氏が萬死に値すると指弾されるのも尤です。内政干渉を手引きしたと非難されるのも当然です。

 外国から内政干渉をうけることほど国家にとって恥辱はありません。まして我が日本が中国から内政干渉をうけることは耐え難いことです。聖徳太子以来の中華秩序拒否という先人たちの気概を踏みにじるものです。

 我々は中国の内政干渉を敢然と峻拒している国があることを忘れてはなりません。米国はオバマ大統領がダライラマと会談し、仏のサルコジ大統領もダライラマと会談し、ノルウェーは報復の脅しにも屈せずにノーベル平和賞をダライラマに与え、またその後も中国人権活動家に与えました。

 内政干渉は拒否するというのは国家の在り方を決定するものです。わが日本には内政干渉は似合いません。

 安倍首相には来年も靖國参拝をするしか道はありません。安倍外交は靖國参拝を前提にして組み立てるべきです。我々は安倍首相が第二の中曾根康弘の不名誉を蒙ることはないと信じています。

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