終戦70年・日韓国交正常化50年の歴史論争に勝つ
日本再発見・本篇第93弾 全3回 平成27年2月1日～2月15日放送
番組の趣旨
今年を皆「終戦70年」「日韓国交正常化50年」と言います。そしてその時語られるのは決まって日本非難の論調です。果たして我々はいつまでそのような議論をし、そのような修飾語を使うつもりなのでしょうか。ソ連崩壊によるイデオロギー論争に決着がついてからでさえ、すでに25年も経っています。
我が国はその70年・50年の間に、敗戦の廃墟、奇跡の復興、高度成長を経て、成熟社会に入り、今は人類がこれまで経験したことのない少子化、高齢化社会という新たな困難の克服を迫られています。また情報社会の高度の展開、人の移動の多様化は、想像を越える世界をもたらそうとしています。50年、70年というのはそれほどの年数です。
その一方で、我が国と中国・韓国の間に横たわる歴史問題は中韓が外交カードとして利用する意図があるかぎり途絶えることがありません。しかし、それを使う隙を与えている我が国の方にも責任があります。
以前の自虐史観全盛の時代にくらべて、今は自虐史観を払拭する歴史認識を表明し広める日本人も確実に増え、又若い世代が学校教育やマスコミによる刷り込みをインターネットの情報で修正することができる環境も出来ました。中国や韓国の今の振る舞いは自虐史観撲滅には追い風です。「終戦70年」「日韓国交正常化50年」の今年を、さらなる自虐史観撲滅の年にしなければなりません。
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