この人に聞く~文明史家 黄文雄氏

日本再発見・周年篇 第27弾 令和2年9月6日放送

番組の趣旨

日華(台)親善友好慰霊訪問団では、台湾への理解を深め日台両国の友好関係を強固なものにする目的で、平成15年より毎年台湾問題に関する講演会を開催して参りました。

平成24年の第10回目より、講演会の後、隣接する会場で講師の先生をお囲みしての交流会という形に変更しましたが、この形式が今日ではすっかり定着して参りました。また黄文雄先生には、今年で連続16年の講演となりました。日清講和条約締結125年の今年は、8月30日(日)にソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区)を会場に「第18回台湾特別講演会」が開催されました。

今年は、コロナ禍による緊急事態宣言により例年の6月開催が実施できず、関係機関と協議を重ね対応策を検討してまいりました。その結果、規模を縮小し、厳しい規制の中での開催となり皆様には何かとご不自由をおかけしましたが、滞りなく終了することができました。

講演会は「今後の日本と台湾の真の交流について」をテーマに、第1部では黄文雄先生(文明史家)を講師に「パンデミック後の世界」と題して基調講演を、また第2部、第3部ではリレー講演形式で施光恒先生(九州大学大学院教授)による「日本文化における慰霊の大切さ」、柳原憲一先生(元西日本台湾学友会会長)による講演が行われました。

今回は改めて黄文雄先生に基調講演から「パンデミック後の世界」のテーマで

(1)歴史幾何学から見た台湾と中国の過去・現在・未来 (2)日本と台湾との過去と未来の歩みと絆 (3)現生人類の旅から見た生物圏の離脱とシンギュラティの到来 (4)コロナ禍とパンデミックの諸説と私見 (5)AIとパンデミック後の世界 (6)パンデミック後の世界経済の行方 (7)パンデミック後の政治・文化地図の変わり (8)中国のコロナ禍と台の湾の未来

の8項目についてお話を伺い、講演会にご参加出来なかった皆様、ならびに全国の皆様とともに、世界を混乱させたコロナパンデミック後の世界について学び、今後の日本と台湾の真の交流について、私たちは台湾との関係をいかに構築してゆくべきかを考えて参りたいと思います。

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