日本の礎、日本精神が世界を救う

日本再発見・本篇第75弾 全6回 平成24年11月11日~12月16日放送

番組の趣旨

 今回のシリーズは「日本の礎、日本精神が世界を救う」と題して、九州歴史観光戦略研究所 代表の井上政典さんにご担当いただきます。

 井上政典さんは、西南学院大学経済学部卒業後に明治生命保険に入社され、各地の営業所長を経て東京本部研修センター長としてトレーナー教育や高能率営業員の育成にあたられました。そして、現在、九州歴史観光戦略研究所を立ち上げ、歴史ナビゲーターという新しいジャンルを目指し活躍中です。

 第1回目は「仏教から見た日本の危機 日本人はアジアの救世主だ」をお送りしました。平成23年4月23日、紺碧たる空の下、熊本県玉名市にある「真言律宗(しんごんりっしゅう)別格本山 蓮華院誕生寺」で「南大門 落慶式」が行われ、「四天王像 入魂開眼法要」が営まれました。5年半の歳月をかけて製作された四天王像は、高さ3メートル弱の大きさで、現存する国宝や重要文化財指定の四天王像を上回り、日本最大級ものです。まさに数百年に一度あるかないかという大事業でした。この四天王像を発願し、建立された 蓮華院誕生寺貫主 川原英照(かわはらえいしょう)住職をお招きし、お話しを伺いました。

 第2回目は「日本人と日本を考える」をお送りしました。放送では、大学教授を経て、株式会社ワコー社主、森トラスト・アセット・マネジメント参与、日本インベストメント・コンサルタント株式会社代表取締役、省エネ対策支援事業プロジェクト統括責任者などを歴任され、「日本と日本人」(上下)の著者でもある吉原建男さんをお招きし、お話を伺いました。

 第3回目は「玉音放送に見る天皇陛下と日本の底力」をお送りしました。お話をお伺いする瀬戸篤さんはビジネスのみでなく、歴史、特に戦時の歴史にたいへん深い造詣をお持ちの方です。今回は札幌からこの放送のために飛んできていただきました。なぜいま玉音放送かというと、このお言葉のあとはすべてGHQのバイアスのかかった声明が政府の言葉になりました。大東亜戦争以前の日本人の心の集大成がこの文章に込められていると思っています。ここで、この勅(みことのり)をしっかりと理解することにより、戦後もう一度やり直す原点にしてみたいという想いからです。どのような思いであの戦争を先人たちが戦い、どのような思いで亡くなった方を悼み、そしてどのような思いで復興を描いたかがここに出てきています。放送では、まずは玉音放送を聞いていただき、その文言についての解説と時代背景を瀬戸さんに語っていただきました。

 第4回目、第5回目は「邪馬台国は糸島にあった」をお送りしました。日本の始まりはここ福岡にあったのだということを私たちが認識して、その自覚を持つことが今後の繁栄の礎を築くことにつながります。これだけ沢山の歴史の宝庫である福岡を地元の人自体が知らないことをまず正すべきだと感じています。そこで魏志倭人伝を全巻読破された古代史研究家の生野眞好(しょうのまさよし)氏に、今までにはなかった新しい発見も踏まえて、邪馬台国は糸島にあったというお話を伺いました。

 第6回目は「守るべき国、日本」をお送りしました。福岡県郷友連盟の吉田邦雄会長と稲葉敏事務局長をお招きして、郷友連盟の活動をご紹介しながら、どうしてこのような活動をしようとしているのか、そして、どのような危機が日本にあるのか、何を守るのかを語っていただきました。

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