時事問題/皇位継承と皇室典範改定

特別篇 第4弾 平成18年2月12日放送

番組の趣旨

 昨年11月「皇室典範に関する有識者会議」が、現行の皇室典範改正に関する報告書を提出しました。歴史上存在しなかった女系天皇を認め、皇位継承順位は長子を優先するというものでした。その報告書を受け、今国会では皇室典範改正案が政府から出される方向で進む中、反対の世論が次第に大きくなり、国論が大きく二つに分かれているのが現状です。  本日は、国民的関心の高い「皇位継承と皇室典範改定」の話題について皆様と一緒に考えたいと思います。

〈参考〉 ■有識者会議で出された結論 ①現在の制度にはない女性天皇容認・・・女性天皇は歴史上十例有り ②現在の制度になく、歴史上も存在しなかった女系天皇を容認 ③皇位継承の資格は、男女の別なく直系の第一子優先 ④女性皇族が結婚して女性宮家を創立できるように改め、民間出身の配偶者やその子孫も皇族とする・・・女系で継承された宮家は一例もない ⑤女性天皇の配偶者の敬称を天皇と同様「陛下」とする  ※ヨーロッパでは「殿下」が一般的

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