我那覇真子が見た台湾

年末年始篇 第20弾 平成27年12月27日放送

番組の趣旨

平成11年から開始された「海の彼方のニッポンを訪ねて」の旅も第17次を数えるまでになりました。今日では、①大東亜戦争で散華された台湾人同胞のご英霊3万3千余柱の英霊顕彰と慰霊祭参列、②領台時代の魂を継承する現地台湾人との家族交流・兄弟交流、③御祭神他が日本統治時代に淵源を有するところへの参拝や訪問、④中華民國外交部をはじめとする各地の公的機関他への表敬訪問という4つの目的を持つまでに至り、日台の魂の交流事業として国際的に認知されるようになりましたが、当初はささやかな社員研修旅行でした。

慰霊団は以上掲げた目的を達成するために無理のない形で年間計画を立て、その事業を軌道に乗せるまで約10年の歳月を費やしました。年間の主な行事は、6月の台湾特別講演会、10月の結団式・壮行会、11月の台湾慰霊訪問の旅、1月の帰朝報告会・新年会、2~3月のスタジオ日本・日曜討論番組における6回に亘るシリーズ放送とその後の報告集(ライセンスメイト)発行です。また平成20年の東京支部、台湾支部に続いて今年は沖縄支部が設立されました。かかる経緯を辿り今次の旅を収めることができましたが、団結成以来25回の訪問活動で延べ543人、正味304人が訪台し、滞在2,359人日を数えるまでになりました。

今回の第17次訪問団の大きな特徴は、①日清講和条約締結120年、終戦70年、霊安故郷碑建碑25年の記念すべき年での訪台であったこと、②いま台湾は大きく生まれ変わろうとしており、我が国で言えば、さながら明治維新前夜のような状況の最中に訪問できたこと、③団員に4人の地方議員が加わり、台湾を主軸に据えた近隣諸国政策に大きく舵をとりつつある現在の我が国の潮流を色濃く反映できたこと、④台湾軍司令官で高砂義勇隊の生みの親である本間雅晴中将の縁戚の団員の参加や沖縄支部2人の合流がかちとれたことにより、年齢、動機や使命感で多様性溢れる訪問団を編成できたこと等が挙げられます。 又、今回は高雄市の「戦争と平和記念公園」や「中華民國総統府」も旅程(初)に組み込み、画期的な旅となりました。

今回は、沖縄支部から参加された我那覇真子さんにご出演いただき、我那覇さんが直接見て、感じられた台湾を語って頂きます。

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