明治維新150年 慰霊団結成20年〜原台湾人元日本兵軍人軍属英霊顕彰の旅

年末年始篇 第28弾 平成30年12月30日放送

番組の趣旨

平成11年から開始された「海の彼方のニッポンを訪ねて」の旅も第20次を数えるまでになりました。今日では(1)大東亜戦争で散華された台湾人同胞3万3千余柱の英霊顕彰と 慰霊祭参列、(2)領台時代の魂を継承する現地台湾人との家族交流・兄弟交流、(3)御祭神他が日本統治時代に淵源を有するところへの参拝や訪問、(4)中華民國外交部をはじめとする各地の公的機関他への表敬訪問という4つの目的をもつまでに至り、日台の魂の交流事業として国際的に認知されるまでになりました。

第20次訪問の旅は、11月22日(木)から26日(月)までの4泊5日の日程で行なわれました。今回の大きな特徴は、(1)行程の第1日目の第1訪問先である台北の忠烈祠で献花式を行えたこと、(2)高雄の保安堂で慰霊式を行い、蓬38号艦 英霊返郷団主催の歓迎夕食会にお招きを受けたこと、(3)李登輝の会総代表である黄崑虎先生のご自宅である後壁の古蹟黄家を訪問出来たこと、(4)明治維新150年に相応しく、初めて宜蘭の西郷庁憲徳政碑で献花式を行えたこと、(5)台湾日本関係協会主催の歓迎夕食会、台日文化経済協会主催の歓迎昼食会等、台湾を代表する公的機関のご歓待を受けたこと、(6)沖縄支部7人と中学生2人、専門学校生1人の合流を含め過去最大73人の団員と、4名の儀仗、4名の現地ガイド、そして同行1名が加わり、大型バス2台の規模で、年齢、性別、動機他、多様性溢れる訪問団を編成出来たこと、(7)台北駐福岡経済文化?事處の陳忠正総領事のお見送りとお出迎え、台湾での戎義俊前総領事のお出迎えとお見送り、そして一部行程への同行等が挙げられ、画期的な旅となりました。

今回の放送では、現地での写真や団員の感想文等を交えながら日台の交流事業として国際的に認知されるまでになった日華(台)親善友好慰霊訪問団の台湾での活動等を紹介しながら、これまでの20次に亘る慰霊訪問の旅について振り返ってみたいと思います。また明治維新150年・慰霊団結成20年にあたり、日本と台湾のこれからの関係、その中で慰霊訪問団の果たすべき役割等について考えて参りたいと思います。

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