第22次 台湾慰霊訪問の旅 現地慰霊祭并靖國神社慰霊の旅

年末年始篇 第30弾 令和2年12月27日放送

番組の趣旨

今年の第22次台湾慰霊訪問の旅は、武漢新型肺炎の世界的感染拡大の影響により、訪台そのものが叶わず、延期・中止せざるを得ませんでしたが、思いがけず台中市宝覚寺に於いて例年通り慰霊祭を斎行することが出来ました。

11月25日、私たちは九段の靖國神社にて甲飛喇叭隊の儀仗と共に、25名で慰霊式を斎行し、昇殿参拝することで原台湾人元日本兵軍人軍属3万3千余柱の御霊の安らかならんことをお祈りさせて戴きました。台中市宝覚寺の霊安故郷碑前での台湾の皆様と慰霊訪問団台湾支部による慰霊祭、東京の靖國神社での昇殿参拝、と日台同時に英霊へ慰霊と感謝の誠を捧げることが出来ました。平成11年の慰霊訪問團結成以来、21年続けてきた小管団長の慰霊祭への思いを武漢新型肺炎禍中、今年も途絶えることなく、台湾の皆様が繋げて下さったことに、衷心より感謝申し上げます。

今年は、小菅団長の遺志を継承しての新たなる第22次台湾慰霊訪問の旅となるはずでしたが、慰霊訪問團はスタートから厳しい試練に直面してしまいました。しかしながら、小菅団長のご遺徳と3万3千余柱のご英霊の御導きのお蔭で台湾の皆様と共に英霊顕彰ができましたことは、私たちにとって何よりもの喜びであり、「英霊顕彰と家族交流」という本来の枠を超えて「日台の生命の絆」をより強固なものとして実感することが出来ました。

今年は、蔡英文総統の再選、台湾民主化の父・李登輝元総統の逝去と喜びと悲しみの台湾でしたが、蔡英文総統の強いリーダシップの下で、国民全体が一致団結して中共へ対峙する姿に、改めて、今なお台湾に生きる明治の精神を見せつけられた思いがします。

今回の放送では、「現地慰霊祭并靖國神社慰霊の旅」の報告を中心に、改めて「日台の生命の絆」について皆様と考え、「気分よく」年末を締め括っていきたいと思います。

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