平成29年3月29日のアカウント停止
平成29年1月12日、3月2日と連続したアカウント停止という事態に鑑み、ユーチューブの利用は生放送に限定しました。よってユーチューブによるアーカイブ放送は3月は1回も流しませんでした。様子を見たかったからです。しかるに3月29日、その生放送だけで獲得したアカウントも突然停止されました。「著作権」が問題でもなく前2回と同様「ポリシー違反」というだけで、今回もその内容は全く説明されませんでした。ここから推察できる事は、何が何でも「スタジオ日本の放送だけはユーチューブを使わせない」というむき出しの姿勢です。
何が彼らをしてそうさせているのか、現段階では皆目見当がつきませんが、よくよく考えてみますと、SNS(ソーシャルネットワークサービス)などという触込みで華々しく登場したユーチューブも、所詮、営利目的で運営されている民間の一動画配信業者にすぎません。それゆえ過大な思い入れや期待は百害あって一利なしと予め覚悟することにしました。
今回のアカウント停止が仮に放送が開始された平成15年10月5日から平成29年3月26日までの704回分を対象に実行されたとしたら延べ3,571人(正味436人)の出演者の延べ8,927.5時間にも及ぶ出演時間が、放映した動画1,760時間と共に一瞬のうちに破壊され消去されたということに他なりません。また1回毎に出演者各人のために準備されるA4サイズのレジメや台本やフリップを平均20枚とすれば、総計で71,420枚もの資料が持ち去られたことを意味します。その他、膨大な打ち合わせ時間や食事等も加えますと想像を絶する被害(損失)として認識されるべきです。
私たちは「ポリシー違反」などという甘い受け留め方を即刻改め、正しく「敵の奇襲攻撃による戦災」と把え、万全の体制を敷いて事に臨むようにしなければなりません。国民の皆様の変わらぬ御支援をお願いいたします。
(平成29年3月30日記)