対馬と元寇
第4回 6月17日放送
対馬と元寇
出演者
小菅亥三郎/奥村市郎・友納徹・芳村昭美・
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[スタイルFM日曜討論 様へ]
[鎌倉武士より]
対馬シリーズ、毎回楽しみに聴かせて戴いておりました。今日は元寇の内容という事で、どうしてもお知らせしたい事があり、ファックス致しました。
県庁がある東公園に亀山天皇の御銅像が建っておりますが、これが造られる背景を調べる機会があり資料を読んでいると、建造に尽力されたのが「湯地丈雄(ゆぢたけお)」という人物でした。この方は明治19年に、福岡県警の署長に赴任されますが、その時期に「長崎事件」がおこります。
これは、シナの軍艦が長崎に立ち寄った折、シナの軍人が暴虐の限りをつくし、日本の警官が死亡するといった事件でした。当時日本は明治の近代国家になったばかりで、力がなかったので、シナへ強く対応できず穏便にすますしかなかったようです。その事に強い怒りを感じた湯地氏が、是非強い国防精神を今一度日本国民に喚起せしめなければと志を立てられ、そのためには元寇で戦われた国防の歴史に帰らなければならないと思われ、亀山天皇の御銅像の建立を思いたたれます。
それから全国行脚の旅に出られ、元寇の国防精神を説いてまわられます。約12年の間、1千回以上の精神講話をなされました。唯単に寄付を募るのではなく、国民一人一人に国防精神を芽生えさせるために、職を辞し、家族とも殆んど会わず、国のために命を捧げられた湯地氏の生き様を、福岡の方々に一人でも知っていただきたく、送らせて戴きました。
最後に御銅像が完成した時、万感をこめてつくられた湯地氏の和歌をご紹介します。
かずならぬ賎(しず)が真心(まごころ)幸(さち)ありて大空高く仰ぐ御姿(みすがた)
人皆(ひとみな)の心にたつる石文(いしぶみ)も成りて美(うる)はし千代の松原
No.8
[日曜討論の皆様へ]
[いちリスナーより]
朝4時半の船で博多迄来られたということに並々ならぬ決意を感じております。そのお陰で生(なま)の、また真実の歴史を知ることが出来、有難いことだと御礼申し上げます。
先人が命を、体を張って守り抜いたわが国の対馬を絶対に取られるわけにはいきません。声を大にして輪を広げ運動を展開していく私も一助になります。頑張りましょう!!
No.9