『古事記』『日本書紀』に学ぶ日本
第1回 2月19日放送
『古事記』『日本書紀』に学ぶ日本
出演者
香月洋一/萩尾行孝・岡田三郎/中実柚菜/なし
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[日曜討論の皆様へ]
[いつも聞いている人より]
九州・福岡では珍しいほどの大雪の中、今日も日曜討論の発信お疲れ様です。日曜のこの時間だけとはいえ一般の放送並みになってきたのではないでしょうか。放送の目的はどうあれ彼らも年中無休で放送しています。負けられませんね。
さて本日からのシリーズですが、私たち日本人の精神や国柄の源流といったものに挑んでいく試み、歓迎します。
昭和20年にわが国は「終戦の詔書」でも言われていますが、英米蘭との戦いに敗れました。戦勝国は敗戦国であるわが国に「8月15日」(ポッダム宣言受諾)か「9月2日」(ミズリー号調印)か「5月3日」(占領憲法施行)のような日を国づくりのための誕生日やスタート日にしたかったのです。そしてそれに同調し身の保全と上昇を画策した日本人もいたのです。これを敗戦利得者といいます。
それは丁度イラクやアフガニスタン等が多国籍軍に敗れて新政府を樹立し、それを建国記念日としている例からも判ることです。
だから私たちが神武建国の日を国のスタートとして認めてもらいたいと何千万人もの署名を集めてもGHQ(連合軍総司令部)は認めませんでした。彼らからすれば当然でしょう。世界の歴史で敗戦国の建国の年が皆若いのは、かくなる理由によると思います。
わが国はそれに対して昭和23年2月11日から昭和41年2月11日まで19年間も「建国知らず」できてしまいましたが、昭和41年法律が通り翌昭和42年2月11日から「建国記念の日」となりました。「の(・)」が挿入されているのが気に入りませんが、これは世界の奇跡といっていいと思います。この番組の進化と深化に敬意を表します。
No.361
[NHKの報道姿勢・報道内容について]
[NHKの偏向報道を糺したいと願っている人より]
(紀元2672年)先程の建国記念の日についてのNHKラジオのニュース報道の件ですが、私の体験では、当日(11日)の夜は賛成・反対派の活動、行事の事実についての放送が無く、翌日の早朝(午前2時)の定時のニュースに、5分ほど、1度流されたのみと記憶しています。その放送内容も、建国記念の日賛成派の主張として、賛成派の人々の集会参加者の人数がはるかに多かったことは認めているにも拘らず、「…集会を政府主催にすべきである、と主張している」と簡単に報道した後、反対派の主張として「参加者200名の集会があったとし、○○大学教授の××氏の講演があり、軍国主義の先駆け云々となる、紀元節の復活に反対する、と決議した…」いう形でかなり具体的に詳しく報道しています。
全体として、賛成派の主張を巧みに反対派の主張を補強するのに利用していることが分かります。しかも、その内容は間違っているのです。なぜなら、紀元節は、明治5年(1872年)に制定されています。軍国主義時代と批判される時代よりはるかに以前のことでした。できたての明治国家を支えた人々は自らの国家の誕生日がいつだろうかと考え、悩むだけのみずみずしい人間的感性を持っておられたのです。建国記念の日に反対するだけで自分の国の誕生日にいつがふさわしいかを考えようともしない、がさつな心の持ち主たちには理解できない心情でしょう。
いずれにせよ、NHKは言論機関でありながら公正な議論・報道の自由を妨げている、と言えます。5月の憲法週間のNHKの報道はもっと酷いですよ!
皆さん、厳しく監視していきましょう!
No.362