「皇室」の論点~安定した皇位継承のために
第5回 12月4日放送
「皇室」の論点~安定した皇位継承のために
出演者
津留毅/平尾文洋・柴崎一郎・久野貴子/中実柚菜/なし
- 出演者はコメンテーター/ゲスト/パーソナリティ/アシスタントの順で表記した。
- 初回出演者は太字とした。
- 敬称略
リスナーの声
[日曜討論出演の皆様へ]
[いつも聞いている人より]
雨の中、しかも年末の日曜日に公(おおやけ)のために出演して下さり、ありがとうございます。僅かでも「私心」があったら出来ることではありません。
さて「マッカーサー」のことが話題になりましたが、わが国の基準値で判定すればランク外といえます。太宰府の岩屋城で天正14年(1586年)に玉砕戦が戦われましたが、それは北上する島津軍を大友家の高橋紹運が指揮する763名が食い止めようとした戦いでした。
ここで指揮官の高橋紹運が「アイシャルリターン(私はまた復帰する)」という言辞を弄して1人城抜けしたとしたら、あれだけの戦いは出来ませんでした。昭和12年12月の南京攻略戦で部下に「死守」を命じ自らは重慶に向かって脱出した司令官の唐生智と一緒です。日本軍の強さと国民党軍の指揮官の逃亡の合作が南京攻略です。私たち日本人の「マッカーサー観」はいかにして作られたのでしょうか。それは戦後GHQの厳格な検閲を受けたメディアによって作られました。
知日家マッカーサー人間マッカーサー勇敢な軍人マッカーサー
立派なマッカーサー天皇を大切にしたマッカーサーetc
これらは全て休戦協定、停戦合意に過ぎない「終戦」を「敗戦」に強引に持っていった張本人を美化するためのGHQ「民生局」の巧緻に長けた「占領政策」に過ぎません。この番組の目的は「幻想を砕く」ことです。その上で正しく希望を与えることです。出演者の皆様のご健闘を祈念します。
No.503