時事問題/教科書問題と沖縄県民の総意

特別篇 第11弾 平成19年12月2日放送

番組の趣旨

 今年3月30日に高校教科書の検定結果が公表されました。  昭和20年の沖縄戦において座間味列島や渡嘉敷島でおきた集団自決に関して、これまで教科書では、「軍の命令」や「軍の強制」があったという表記がなされてきました。しかし近年、従来の定説が覆される証拠や証言が出てきたことにより「軍の命令」や「軍の強制」の言葉が削除されました。  この検定結果に異を唱える反戦平和を唱える団体が、政府に書き換えの圧力をかけようと、9月29日に「教科書検定意見撤回を求める県民大会」を開催しました。当日の参加者、目標の5万人に遠く及ばない2万人ながらマスコミは11万人と誇大宣伝し、他県や政府、国会に影響を与えてきました。  そこで、関東や九州の大学生9名が、学生調査団を組織して、先月中旬に沖縄本島や集団自決があった渡嘉敷島を訪れ、教科書高校検定やその後の文部科学省の改訂に関する沖縄県民の実情を調査してきました。マスコミの報道とは異なる、実際の沖縄県民の姿を報告して戴きます。

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