韓国朝鮮に謝罪するいわれはない

日本再発見・本篇第67弾 全6回 平成23年11月20日~12月25日放送

番組の趣旨

 民主党政権になって対韓外交は卑屈な姿勢が際立っています。昨年8月の菅首相談話は朝鮮総督府の政策を全く無視し、韓国の言い分をその儘なぞったものでしかありませんでした。

 先月の前原政調会長の韓国での発言は、かつて失敗したいわゆる慰安婦基金を再び繰り返そうというものですが、そこまでして韓国の歓心を買いたいのかと不思議な気持ちになります。

 さらに野田総理が訪韓時に持参した朝鮮王朝儀軌は昭和40年の日韓基本条約で既に日本に所有権が移り完全に日本の物になっている品物であるにもかかわらず、相手の要求に屈して、いともたやすく渡しました。条約ですでに決着のついた問題を覆すことが、どれだけ禍根を残すものであるか、を全く認識していないと断ぜざるをえません。昭和40年に締結された日韓基本条約は日韓関係の大前提のはずです。それを反故にすることを外交の手土産にする発想は、外交とは相手と厳しく対峙して国益を守ることであることを忘れ、個人間の波風立てない付き合いに矮小化しているとの自覚を欠いた、幼稚そのものと言うしかありません。国家指導者としての資格は全くありません。

 このような卑屈な姿勢は、日本の朝鮮統治は酷いものであった、との間違った歴史認識が原因です。世間にも同じような人達が多くいます。

 そこで今回は「韓国朝鮮に謝罪するいわれはない」と題して日本の朝鮮統治について議論して参ります。

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