民主党の危険な政策、法案(続編)

日本再発見・本篇第58弾 全6回 平成22年10月3日~11月7日放送

番組の趣旨

民主党代表選挙の最中の9月7日に、沖縄県尖閣諸島の海域で違法操業をしていた中国漁船が、取り締まり中の我が国の巡視船に対して故意に衝突し公務執行妨害で逮捕されるという、重大な領海侵犯事件を起こしました。これに対して日本政府は、翌日には国内法に基づいて粛々と対応する旨を発表しました。国民は、日本政府に独立主権国家としての対応と制裁を期待しました。一方、この日本側の当然の措置に対して、中国は漁船衝突の事実の捏造発表、非礼な在中国日本大使の呼び出し、反日デモの扇動、日中交流の延期、中国人観光客1万人の訪日中止などの外交攻勢を実施しました。そして、更なる圧力として、レアアース対日輸出禁止に踏み切り、ついには、中国に駐在の日本人社員4人を立入禁止の軍管理地域に入った容疑で拘束するという強硬措置に出ました。 ここに来て菅内閣は、実行すると見られていた起訴方針を放棄し、那覇地検は船長を釈放すると発表しました。中国人船長は帰国し、英雄扱いの歓迎を受ける有様でした。船長が帰国した途端、中国政府は何と日本に対して謝罪と賠償を要求してきました。菅内閣の見通しの甘さが露わになりましたが、この民主党政権の冒した歴史的外交敗北の検証を行います。

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