中国のウソと日中歴史問題

日本再発見・本篇第65弾 全6回 平成23年8月28日~10月2日放送

番組の趣旨

 軍事大国、経済大国となった中国を隣国に持つ日本にとっては如何にその隣国と対峙していくかは重要な課題です。しかもその大国が我が国に悪意を持つ国となれば尚更です。これまでも今も日中関係は一方的に我が国が守勢に立たされるという歪んだ関係と言わざるを得ませんが、その大きなそして唯一の原因は歴史問題です。  日清戦争、満州事変、支那事変と明治開国以来日本は中国を侵略してきた、とする見方です。われわれはこの日曜討論でもそのような見方は中国のプロパガンダであり、ウソの歴史観、歴史捏造であることを明らかにして来ました。つまり中国のウソを日本人が簡単に信じてしまっているのです。歴史の事実を素直に見ればそのウソに気付くのですが、戦後の自虐的な歴史教育、東京裁判史観に汚染された新聞、出版、テレビ放送などにより日本人が目を曇らされています。

 ところで、最近日中間の行き来がいろいろな意味で格段と多くなり、新たな局面に入ったとも言えます。経済的関係が強くなり、歴史問題など無視して従属的でもいいからカネ儲けが第一だと考える日本人もいる一方、中国に旅行したり、インターネットやテレビで生の映像で中国の実態に触れて、贖罪意識を離れて中国を見る機会も増えて来ました。

 そうした中、先日7月23日に起こった中国高速鉄道事故で見られた中国の実態は、中国のウソ、を改めて思い起こさせました。

 そこで今回は「中国のウソと日中歴史問題」を考えたいと思います。

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