反日中国・反日韓国にこう対処すべし

日本再発見・本篇第74弾 全6回 平成24年9月30日~11月4日放送

番組の趣旨

 この1カ月半の間に、日韓関係と日中関係は劇的な変化を迎えました。韓国と中国に対する日本人の認識に大きな変化をもたらす出来事が相次いで起ったのです。日韓と日中の往来が以前と比較にならないほど多くなり、韓国と中国に親しみを感じる日本人が増えている傾向に一挙に冷や水を掛ける出来事でした。

 韓国イミョンバク大統領は8月10日に竹島に上陸し我が国の政府関係者に大きな衝撃を与えましたが、さらに追い打ちをかけるかのように、8月14日には天皇陛下に謝罪を要求し、日本国民に怒りを巻き起こしました。韓国の竹島不法占拠を多くの日本人に認識させると同時に、韓国人の日本観とは何なのかを日本人に改めて思い知らせることとなりました。

 9月11日に野田政権は尖閣諸島の国有化を実施しましたが、それに対する中国と中国人の反応は日本人の予測を超え、反日暴動となりました。15日はパナソニック、トヨタ自動車、イオンなど多くの日系企業の店舗や工場が焼き打ちに遭い、日本大使館もペンキやペットボトルなどが投げられ、さらには日本人に対するイヤガラセも発生し中にはケガをさせられた人もいました。中国政府公認の反日暴動というしかありません。ツイッターなどで反日デモが呼びかけられましたので政府機関が民間人を装ってデモを呼びかけ扇動したと疑われても仕方ありません。19日にはデモ禁止令が出されピタッと終息したこともそのような推測を裏付けるかも知れません。また、尖閣諸島海域への多数中国公船の進入、日本製品不買、日本製品通関妨害、次期国家主席の習近平氏はじめ中国政府トップの強硬対決発言、中国軍トップの戦争も辞さず発言など、これまでにない対日強硬姿勢が露骨になってきました。

 領土問題は日本は絶対に譲歩できないものです。まして尖閣は中国が盗もうとして仕掛けているのであれば尚更です。尖閣問題で日本が譲ればそれは中国の属国への第一歩です。我々はそこに居るのです。今回のことで我々が認識しなければならないのはそこです。韓国イミョンバク大統領の行動と発言は踏み越えてはならないものを超えてしまいました。

 そこで今回のシリーズは「反日中国と反日韓国にはこう対処すべし」と題してお送りします。

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